本書はしっかり本格ミステリになっている。それも『館』物。で、真相はどうだったかというと、この館トリックはあの島田御大の「斜め屋敷の犯罪」並のインパクトがあった。
壮大で、大胆で、館の構造が活かされていて、ミスリードについてはちょっと弱い部分もあったけどこれだったら合格でしょ。その他の謎についてもほぼイケてると思ったし、これはなかなかいいんでないの?ただ欲をいうなら、推理の過程が少し弱いかな。天才ダ・ヴィンチは、はやい段階から謎を解いてしまっているのだが、伏線が弱いものだから読者としては正味のおいてけぼりに感じてしまうのだ。ここらへんはもう少し含みをもたせて再読して確認させるくらいの伏線を張ってもらいたかった。
ともあれ、そういった瑕疵もあるのだが全体的には満足したミステリだった。この人は本格マインドをしっかり身につけた作家だと思われる。他の作品も読んでみたくなった。
Reviewed By A3CTV2UQ8X9EVT壮大で、大胆で、館の構造が活かされていて、ミスリードについてはちょっと弱い部分もあったけどこれだったら合格でしょ。その他の謎についてもほぼイケてると思ったし、これはなかなかいいんでないの?ただ欲をいうなら、推理の過程が少し弱いかな。天才ダ・ヴィンチは、はやい段階から謎を解いてしまっているのだが、伏線が弱いものだから読者としては正味のおいてけぼりに感じてしまうのだ。ここらへんはもう少し含みをもたせて再読して確認させるくらいの伏線を張ってもらいたかった。
ともあれ、そういった瑕疵もあるのだが全体的には満足したミステリだった。この人は本格マインドをしっかり身につけた作家だと思われる。他の作品も読んでみたくなった。
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